土曜中山競馬

平場だと中山は苦手な競馬場1番手。特別と重賞は良い馬券に巡り合えることが多いんですけどね。
多レース記述する場合は全頭にコメントを書くと労力が凄そうなので想定5番人気までと気になる穴だけ。

中山1
・ピンキーウィンキー
前走キレなくて距離延長。ただ2走前11/21東京3の3着が気になるか。12.0-11.2-11.5の上がり3fで、11.2の区間では差を詰めていたのにラストの11.5で突き放された。脚は充分溜まって良さそうな展開なだけにラスト落としすぎかなと。
このパターンは意外と距離延長がハマらないと思っていて、前走もキレなかったのか単純に手応えが悪かったのかというところ。ノースヒルズの個人名義馬ではあるが、上の2頭も個人名義で走ってない。能力で個人名義にした訳ではないのでは?
とはいえ、牝馬限定なら実力は上だろうし、レースぶり的に2,3着候補ではある。1着から買うのにはリスクリターンが合わないと思う。

プラチナジェット
これは分からない。初出走、初仔、母母モテックはオークス馬サンタミリオンを輩出。調教もすごく動いてるかというとそうでもない。とりあえず馬を見ないと何とも言えない。ちなみに単だけ売れてる。

・ラウレッタ
頓挫あった馬で、ダートデビューは脚元を気にしてなのかな?と感じる。狙いたくはない。

・エディッタ
前走12/4中山2はとにかく厳しいペース。800〜1200で12.4-12.3と踏んでからの13.2-13.0-13.9。完全な失速ラップで、ここで良い上がりを使えた馬は前が苦しくなる条件が良さそうというレースだった。エディッタはその中では評価が難しい部類で、早くなったところ周辺で周りが脱落していくのを内掬って上昇、速いところで上げたので苦しくなったが惰性で残したというところ。
苦しいところで上げたのだから、次はパフォーマンスを上げるだろ!という考え方は分かるのだが、内掬って上がったのは気になるし、数字は出していない馬で絶対的な脚力にも疑問はある。パッと前走ラップを見ただけの時は買いたかったのだが、映像を見ると微妙だな〜となった馬。

・イエローウィン
前走は中京らしく内追走が功を奏しての3着。2走前は直線ズブさを見せて追い通しの中最後やや伸びた。
これらの履歴から、勝つだけの決め手は無いが、牝馬限定戦なら体力的に優位というキャラクターなのかなと(ズブい=余力あるのに反応微妙という考え)。2,3着候補だが勝つまではという印象で、勝つ時はズブズブの減速ラップで1頭向いたパターンか。

・デルマティターニア
新馬は出遅れから外目を進出していく競馬で、ゲートが改善すれば前進ありそう。上がり自体はスローとはいえ、位置を上げながらのレースで39.8と悪く無い水準だし、2戦目でパフォーマンスを上げてくれば。

バーリンギャップ
前走は調教も動かない中でとりあえずの出走。ゲートも大きく遅れて厳しかった。今回調教内容は良化しており、このメンバーなら変わり身で足りて良い。

・ニシノカケハシ
2走前は中京の外を回して直線で手応えが怪しくなった。前走は道中の負荷がとにかく高いレースで厳しかった。ダート2走の競争の雰囲気(レース中の行きっぷり、仕掛けの時の手応え等)自体は着順ほど悪くなく、展開の味方があれば浮上してきても良さそう。

△ピンキーウィンキー
◯デルマティターニア
☆ニシノカケハシ
バーリンギャップ

◎を打つなら☆の2頭のどちらかだが、流石に当日まで保留したい。当日の見映え次第でデルマティターニアから買うのもアリ。

中山2R
・ミニョンルミエール
他馬比較でかなり上位か。中山1200ダ良の1:12.7はまあ勝ち上がれても良い時計で、これを連続でマーク。ハイペースの中で上がりの脚もそこそこは使えており、柴田大知マジックがなければ流石に圏内だと思う。

・キセキノセンシ
ミニョンルミエールと同系でミニョンルミエールの方が能力高そう。ただまあ武豊柴田大知という文字の並びを見るとうーんという気持ちにもなる。個人的には武豊騎手のダート追い込みはあまり買いたくないので、買わないベースにしようかなと。

・カルーナブルガリ
前走は負けすぎだが、使い詰めの問題もあったように見える履歴で、減量騎手替わりの中山替わりは良さそう。安定して前に行ける馬で、最後惰性で残すタイプ。基本的にこのタイプの東京1300替わりはかなり悪いので、2走前も仕方ないのだと思う(下り坂→直線で直線も短い中山1200とそれより100m長く下り坂がなく、上り続ける東京1300は求められるスタミナが違いすぎる)。条件的にある程度パフォーマンスは安定してきそうで、休み明けがどうかというところ。次からでも良いかなとは感じるが、馬は見ておきたい。

・オールイズトゥルー
初ダートで最内のリオンディーズはめちゃくちゃ怖い。勿論悪い意味で。馬込みを嫌がる馬が多い種牡馬
2走前中山芝の2着は絶対勝ち上がれる!ってほどではないものの、ある程度目処はついたなという内容で、ダート替わりも悪くない。一応引退調教師の馬で、引退仕上げ的な話はあってもおかしくないが、内意識強めの菅原明良騎手で最内のリオンディーズ、カルナーブルガリスに被せられそうな並びまで考えると食指は伸びない。

・デアリングヒューズ
12/12中京2のアルムマッツ戦はペース厳しく先行不利で、ドクターマンボウ、オラヴェリタス、セイカフォルゴーレが巻き返している。
デアリングヒューズはそのレースでドクターマンボウと同タイム、レース的にも外を回される形で、ハイペースなら苦しい競馬。前走も馬場のキツい内を通したなりに悪く無い内容で、戸崎騎手に変わる今回は!という感じだが、こんな売れるんですね。今の競馬は本当に辛い。オッズ的な旨味には欠けるが、狙える馬ではありそう。

◎デアリングヒューズ
◯ミニョンルミエール
オッズ断層通りの能力差はありそう。狙うならこの◎◯1本かなと思う。

中山5に買いたい馬がいて記事を書いていたはずだったが、日曜中山5であることが判明。1Rの発走時間が近づいているので今日はここまでで切り上げたいと思う。